田宮 卓さんFBより↓
【松下幸之助はパナソニックの歴史そのもの】
日産コンツェルンの創始者、鮎川義介さんを知っているであろうか?
鮎川義介さんは現在の日産自動車、日立製作所、日本水産などの創業者である。
以前、この日産、日立グループの創業家である
鮎川家の人から聞いたのだが、
日産の自動車を普通にセールスマンと交渉し値切って買ったという。
驚くことに、誰も創業家とは気付かないのだとか。
日産自動車の人は創業家に対するリスペクトも、
関心がない人も多いようだが、
自分が働いている会社の創業者も、歴史にも無関心。
これでいいのだろうか?
松下幸之助は著書『社員心得帖』で会社の歴史を知ることの大切さを述べている。
以下要約すると『今日、非常に大を成している会社であっても、
最初は影も形もなかった。
それを、ある個人なり、何人かの人々が志を立てて会社をつくり、
その後長年にわたって、
その時々の経営者なり社員の人々が営々と努力を重ねて、
今日の姿を成したわけです。
過去を知らずして何ができるか、
そういってもいいほど、会社の歴史、先輩の体験というものは貴重だと思う。
後輩を指導するについての信念は、
その会社の過去の歴史をよく知るということで
培われるものではないかと思う』
現在のパナソニクで流石に創業者の名前を知らない社員はいないと思うが、
創業者が、どういう心で、どういう哲学を持ち、経営をしてきたのか。
経営理念の根幹は何か?を理解出来ているのであろうか?
このことを軽視してはならないと思う。
松下幸之助はパナソニックの歴史であり魂そのものであるからだ。
写真は日産、日立グループの創業家、鮎川雅子さんとの食事会。
鮎川さんの右隣が平山秀善(大叔父が川島正次郎自民党副総裁)さん。
左隣が父。後ろが兄。左後ろが私
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